2005年9月 4日(日)
「SHIROH」完遂
行ってきました、ゲキ×シネ「SHIROH」。昨日の追記にも書きましたが、超号泣。身体の水分あるだけ泣きました。キャストから言うと、上川隆也さん、中川晃教さんのツートップは言うまでもなく、存在感の塊。高橋由美子さん、超カワイイ。橋本じゅんさんの天才ぶりも健在。お蜜役の秋山菜津子さんの心情の変化にも泣かされました。そして抜けてはならないのが江守徹さん。歌はこれからも頑張っていただくとしても(笑)、この人の演技、スゴイですわ・・・憎い敵方を演じるわけですが、この憎さ加減が微妙な立ち位置になっていてたまりません。
そして今回一番ハマったのは、リオ役の「大塚ちひろ」さん。初めて見る女優さんだったんですが、この人が出てくるだけで、即トリハダ、もはや号泣。まだ19歳(?)らしいですが、この引き込み力は何なんでしょう・・・末恐ろしいですが、他の出演作も見てみたいと思いました。
物語は、史実がそうであるように、救いのない結末に向かって、新感線らしく、怒涛のように攻めてきます。アオドクロで感じたような「もういい、もうやめて」の感覚。でも、それを見に行っているので、とことんやって欲しいのですが・・・見終わってから来る鈍重感、どこにも持っていきようのない悲哀感、これこそ新感線と、心地よく押しつぶされました。素晴らしいと感じたのは、この哀しさは、お涙頂戴で作られた物語によるものではない、ということ。本当にあった戦(いくさ)で、何が失われ、どこに向かって行ったのか、その事実に圧倒された結果の哀しさだったことです。作:中島かずきさん、演出:いのうえひでのりさんの意思・メッセージが鮮明に入ったこの作品。
戦(いくさ)がもたらす哀しさ、戦(いくさ)によって失われるもの。
それは、今現在でも繰り返されている。人間の愚かさ。
そのことが一番哀しいことだと、伝えたかったのだと思います。
2005.09.04 13:30 | 劇団☆新感線 | この記事 | コメント (0) | トラックバック (0)
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